「東近江市こども条例」を施行しました
[2012年5月23日]
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子どもがいきいきと夢を持ち、幸せで健康に育つことはみんなの願いです。
しかし、子どもを取り巻く環境は、少子化や核家族化、共働き家庭の増加など大きく変化しています。また近年、児童虐待をはじめ、いじめや引きこもり、不登校など子どもの権利をゆるがす深刻な状況が生じています。
「東近江市こども条例」は、平成18年度から市民の代表や学識経験者による制定検討委員会を組織し協議を進め、平成19年12月の市議会で承認・制定され、平成20年4月から施行しました。
地域が一体となって、次代を担う子どもたちが安全で安心して育つことができる環境づくりに取り組んでいきましょう。
子どもの人権が尊重され、安全で安心して育つことができる環境づくりに取り組み、未来にはばたく東近江市のすべての子どもが個性を活かし、心豊かに育ち、社会全体で守り育て支援される「地域に子育ての輪が広がるまち」の実現をめざします。
子どもが健やかに育つ環境づくりと、すべての子どもが社会全体で守り育て支援さ
れる基盤づくりの実現に向けた3つの基本方針を定めています。
○ 子どもの幸福が第一に考えられ、子どもの権利が最大限に守られるまちづくりを推進します。
○ 子育ての意義について理解を深め、ゆとりある子育ての環境を整え、子育ての喜びが実感できるまちづくりを推進します。
○ 地域の社会資源を有効に活用し、市、保護者、地域住民、学校等および企業等が役割を担いつつ協働して子育てに取り組むまちづくりを推進します。
・子どもに関する基本的かつ総合的な施策を実施します。
・子どもの社会参加の機会を拡大します。
・子どもの個性を伸ばして、人間性を豊かにする活動の機会をつくります。
・先人に学び、地域に誇りを感じる場を提供します。
・安全で安心して生活できる環境をつくります。
・保護者、地域住民、学校等、企業等と連携した推進体制をつくり充実させます。
・基本的な生活習慣や、社会のきまりを守る意識や善悪の判断を身につけさせます。
・社会の一員であるという意識を育み、模範を示し、豊かな人間性を育てます。
・日常のふれあいを通じて、豊かな人間関係を身につけ、社会参加の経験を積む場を増やします。
・集団生活を通して、基礎的な学力や社会性を教え、心身の発達を助長します。
・子どもが自ら学び、主体的に考える力を身につけ、保護者への子育て相談・支援に努めます。
・雇用者(保護者)が子どもとのかかわりを深めることができるよう、雇用者の労働時間や育児休暇の取得等に配慮します。
資料
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