幼稚園・保育園耐震診断の実施および結果公表について
[2019年8月20日]
ID:438
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平成20年6月18日に「地震防災対策特別措置法の一部改正する法律(平成20年法律第72号)」が施行され、学校施設の耐震診結果の公表が義務づけられました。
公立保育所、幼稚園および認定こども園の耐震診断の結果などを公表します。
また、以下の参考資料に掲載していない園については、新耐震基準で耐震性のある建物になります。
参考資料
Is値とは、耐震改修促進法で定められた構造耐震指標であり耐震診断の判断基準となる値です。
国土交通省では安全の目安としてIs値0.6以上としています。また、Is値に対する耐震性能を下記のように診断しており、値が大きいほど耐震性能が高いことを表します。
Is値 | 耐 震 性 能 |
---|---|
0.3未満 | 地震の振動および衝撃に対して倒壊し、または崩壊する危険性が高い |
0.3以上0.6未満 | 地震の振動および衝撃に対して倒壊し、または崩壊する危険性がある |
0.6以上 | 地震の振動および衝撃に対して倒壊し、または崩壊する危険性が低い |
昭和56年に建築基準法が大幅に改正され、これ以前の基準に建てられていた建物は、阪神・淡路大震災でも大きな被害を受けた例が多数有りました。これらの建物は、現在の基準で建てられたものに比べ耐震性能が十分ではないことがありました。そのため、旧基準(昭和56年以前)の幼稚園・保育園を対象に耐震診断を随時行う計画をしております。
旧基準
昭和56年6月1日の耐震基準の見直し以前に用いられた耐震基準による建物
新基準
昭和56年6月1日以降に施行された耐震基準による建物