市の花・木
[2007年3月1日]
ID:615
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古く万葉の時代に蒲生野にて、額田王が大海人皇子にあてて詠んだ「あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖ふる」の紫野は『ムラサキ』を栽培している野、標野は御料地であった蒲生野をさしています。
本市は万葉に所縁(ゆかり)がある土地柄です。万葉の古代をしのばせる花として『ムラサキ』は全国的に有名でもあることから、希少種であるこの花が群生する風景がよみがえることを期待し、この花が選定されました。
イロハモミジはタカオカエデ、イロハカエデとも呼ばれ、社寺境内や庭園などに広く植栽されています。
秋の紅葉は非常に美しく、市内でも大本山永源寺、百済寺、紅葉公園など、紅葉の季節には、県内はもとより京阪神・中京方面からの観光客でにぎわいます。
市民のみなさんに親しまれていることや、この木の持つ美しさ、また、この木を活用した観光の活性化などの観点から、本市を象徴するにふさわしいため選定されました。