菜の花エコプロジェクト(取組の概要)
[2024年3月15日]
ID:1018
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平成8年(1996)から資源として瓶、缶などと一緒に回収している廃食油を燃料化する取組を行ってきました。その取組をベースに平成10年から、「菜の花」を栽培し、収穫した種から油をしぼり、学校給食や一般家庭で食用油として使用したあとの廃食油をバイオディーゼル燃料に精製し、ディーゼル車の燃料として使用。排出された二酸化炭素は菜の花の成長により吸収されるという資源循環型プロジェクト「菜の花エコプロジェクト」に取り組んでいます。
琵琶湖の赤潮発生をきっかけに、昭和56年から廃食油を回収し、石けんへのリサイクルを行ってきましたが、石けん使用率の低下により廃食油の新しい活用の道として環境生活協同組合と連携して平成8(1996)年から燃料化に取り組みました。
≪あいとうエコプラザ菜の花館≫
菜種の栽培から廃食油の燃料化にいたる循環の過程で、農業振興、観光、学習、まちづくりなどさまざまな波汲効果をもたらしています。昔農村にあった菜の花をもう一度よみがえらせることで、環境問題とエネルギー問題と農業の抱える問題を、地域から解決する取組です。