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鈴鹿国定公園(すずかこくていこうえん)

[2010年3月18日]

ID:1124

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23.鈴鹿国定公園

 鈴鹿国定公園(すずかこくていこうえん)は、滋賀県と三重県(みえけん)の間(あいだ)を北から南に広がる鈴鹿山脈(すずかさんみゃく)を真(ま)ん中にした国定公園(こくていこうえん)です。東近江市では広さ8,461ヘクタールが指定されています。御池岳(おいけだけ 1,247メートル)は、市で一番高い山で、滋賀県(しがけん)の中でも三番目に高い山です。御池岳(おいけだけ)や藤原岳(ふじわらだけ 1,140メートル)、雨乞岳(あまごいだけ 1,238メートル)など1000メートルを越(こ)える山がたくさんあります。

 鈴鹿国定公園(すずかこくていこうえん)は、豊(ゆた)かな自然(しぜん)が広がっていて、珍(めずら)しくて大切にしていかなければならないたくさんの植物(しょくぶつ)や生き物がすんでいます。

 御池岳(おいけだけ)の頂上(ちょうじょう)あたりには「21世紀(せいき)に残(のこ)したい日本の自然(しぜん)100選(せん)」にも指定(してい)されているオオイタヤメイゲツ(カエデ科(か))の林(はやし)が広がっています。
 静ヶ岳(しずがだけ)、藤原岳(ふじわらだけ)や御池岳(おいけだけ)からはブナ・ナラなどの広葉樹林(こうようじゅりん)が生(は)えていて、石榑峠(いしぐれとうげ)から登(のぼ)る竜ヶ岳(りゅうがだけ)にはシロヤシオツツジが春に真(ま)っ白の花を咲(さ)かせます。
 また、昔、三重県(みえけん)の伊勢(いせ)へ行くための道だった千草街道(ちぐさかいどう)の杉峠(すぎとうげ)あたりにはミズナラやカエデ類(るい)、クマシデ、イヌシデ、杉などの大きな木を見ることができます。

 生態系(せいたいけい)のピラミッドのてっぺんにいるイヌワシやクマタカなどの猛禽類(もうきんるい)や、特別天然記念物(とくべつてんねんきねんぶつ)のカモシカなどいろいろな野生動物(やせいどうぶつ)がいます。愛知川(えちがわ)の上流(じょうりゅう)には、イワナ、ヤマメ、アマゴ、もう少(すこし)し下流(かりゅう)にはカワムツ、シマドジョウ、カワヨシノボリなどがすんでいます。

御池岳

イヌワシ

アカシデ(千草街道)

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