エコツーリズム
本市では、古くから鈴鹿山脈から琵琶湖までの多様な地域資源を持続的に活用しながら、豊かな生活や文化を育んできました。ところが近年、地域資源である自然資源に対する関わりが薄れてきたことにより、生物多様性の劣化や美しい自然景観の崩壊が生じています。
そのため、これらの地域資源を再評価し、保全・再生する仕組みの一環としてエコツーリズムを推進しています。
本事業では、エコツアーの実践や地域資源の調査、市として推進するエコツアー認定の仕組みづくり、東近江市エコツーリズム推進全体構想の策定などに取り組んでいます。
募集中のエコツアー
募集中のエコツアーは、こちら(別ウインドウで開く)(東近江市観光協会HP)を確認してください。
鈴鹿10座の保全・活用プラン
本市のエコツーリズム推進の核となる鈴鹿10座に関して、平成29年10月に「鈴鹿10座の保全・活用プラン」を策定しました。
鈴鹿10座の保全・活用プラン
東近江市エコツーリズム推進協議会
東近江市エコツーリズム推進協議会について
- 目的
本市の循環共生型まちづくりに資するため、東近江市の地域資源である豊かな自然環境や歴史文化を活用し、その価値についての気づきを与え、更には資源に対する保全意識を高める本市ならではのエコツーリズムを推進することを目的として設立。 - 設立
平成28年5月25日 - 構成団体
アジア猛禽類ネットワーク・NPO法人里山保全活動団体遊林会・NPO法人愛のまちエコ倶楽部・一般社団法人東近江市観光協会・株式会社モンベル・鈴鹿10座エコツアーガイドクラブ・株式会社みんなの奥永源寺・SLYCE BASE CAMP・茶縁むすび・東近江トレイル実行委員会・湖辺の郷伊庭景観保存会・永源寺地区まちづくり協議会・東近江市商工会・有限会社池田牧場・木地師のふるさと高松会・クレフィール湖東・近江トラベル・永源寺タクシー・東近江市企画部森と水政策課 - 事業
(1)循環共生型まちづくりに対する市民の意識高揚や、人と自然とのつながりの醸成に関すること
(2) エコツーリズムに活用する地域資源の調査・研究に関すること
(3) エコツアーの試行と評価に関すること
(4) エコツアーに必要な環境整備に関すること
(5) エコツーリズム推進のための団体や、その人材の育成に関すること
(6) その他目的達成に必要な事項 - 取組状況
東近江市エコツーリズム推進協議会ブログ(別ウインドウで開く)
エコツーリズムとは
エコツーリズムとは、地域ぐるみで自然環境や歴史文化など、地域固有の魅力を観光客に伝えることにより、その価値や大切さが理解され、保全につながっていくことを目指していく仕組みです。観光客に地域の資源を伝えることによって、地域の住民も自分たちの資源の価値を再認識し、地域の観光のオリジナリティが高まり、活性化させるだけでなく、地域のこのような一連の取り組みによって地域社会そのものが活性化されていくと考えられます。(環境省HPより抜粋)