(テキスト版)滋賀県における緊急事態措置を受けての市長メッセージ(令和2年4月24日)
[2020年4月24日]
ID:11511
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滋賀県は4月21日、新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態措置を発表しました。
残念ながら、まだまだこの感染拡大は広がるものと予測され、市民の皆様におかれましては、日々不安を抱えながらお過ごしのことと思います。
こうした中、皆様には「外出自粛」や「イベントの開催自粛」等をお願いしてまいりましたが、今回発表された特別措置法に基づく「緊急事態措置」では、より具体的な対象を示したうえで、自粛の要請がなされたところです。
加えて、施設の使用制限の要請もなされ、その対象としては、「密閉」、「密集」、「密接」の「3密」の環境となりやすい遊興施設、劇場、遊戯施設をはじめ博物館、図書館等が掲げられています。
この緊急事態措置により、本市においても該当する施設の一時閉鎖の措置をとりました。
ここで改めて、このゴールデンウイークの間の県知事による緊急事態措置の趣旨を踏まえ、市民の皆さんに新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、次の点についてお願いいたします。
1点目は、家から出ないでいただきたいことです。通院や買い物など生活の維持に必要な場合を除き、原則として居宅から外出しないこと。
特に、いわゆる「3つの密」がより濃厚に重なる場所への外出については、自粛を強くお願いするものです。
2点目は、イベントの開催についてであります。規模や場所にかかわらず、すべてのイベントについて、開催の自粛をお願いします。
3点目は、施設の使用制限です。施設運営者の方には、大変な御負担をおかけしますが、感染拡大防止のため、今回の趣旨を御理解の上、休止していただくようお願いいたします。
最後4点目は、公的機関の発信する正確な情報に基づき、落ち着いた行動をお願いしたいことです。
根拠のない噂やデマにより、人権侵害や差別につながりかねない事態は、絶対に避けていただきたいと思います。
以上の4点でありますが、ひと言で言えば「Stay Home」です。
人ごとではなく「我がこと」として、ぜひ実践していただくことを強くお願いします。
東近江市には、互いに助け合い、思いやる惣村文化が脈々と受け継がれております。今こそこの貴重な文化の集積を生かし、市民の皆さんとともにこの危機を乗り越えていかなければならないと思います。
一人一人の行動が新型コロナウイルスの感染拡大防止につながり、自分の命を守る、大切な人を守る、社会を守ることにつながるものと考えますので、皆様の御協力をよろしくお願いします。
令和2年4月24日
東近江市長 小椋 正清