河辺いきものの森
[2020年5月1日]
ID:11652
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河辺林は今・・・
河川に沿って分布する森林のことを河辺林といいます。かつて河辺林は、水害の防備や農用林(里山)として大きな役割を果たしていましたが、今日ではその多くが開発にさらされたり、管理が放棄されたりして、その姿を失いました。
ここ建部北町の河辺林も古くから人手が入り、人々の暮らしに深く関わっていた森林でした。
また、河辺林は低海抜地でありながらシナノキやキクザキイチゲなど、本来この標高に見られないはずの山地性の植物が生育するという特徴も持ち、貴重な自然が育まれる場所でもあります。
しかし、里山として利用されなくなったため、人と自然の関わりも薄れるようになってしまいました。
本市では、このような特異な自然環境を人々とともに守り育て、後世に残していくために、この森を「河辺いきものの森」と称し、人々が自然に触れ親しむ場、環境学習や体験学習の場などとして活用していく中で、“人と自然、人と人をつなげる森”づくりを目指しています。
・ 9:00~16:30
・ 15人以上の団体で利用する場合は、2週間前までに電話で申し込んでください。
・ 行事などの都合により、ネイチャーセンターの入場を制限する場合があります。
・ 森への一般車両・二輪車・自転車などの車両およびペットなどの入場はご遠慮ください。
・ キャンプや指定場所以外での火気使用は禁止です。また、一般来訪者のバーベキューや携帯用コンロなどの使用はできません。
・ 駐車場あり(普通車40台駐車可)
・ 車椅子利用可
里山保全活動団体“遊林会”は、1998年から河辺いきものの森で活動を始め、「木を伐って森を守る!」を合言葉に茂りすぎた樹木・竹の伐採や下草刈り、落ち葉かき、炭焼きなど森の保全に関わるさまざまな活動を展開しています。
定例活動は、毎月第2土曜日と第4水曜日です。