離乳食に関するQ&Aを掲載しています。
[2022年4月19日]
ID:12428
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離乳食を進める中で、分からないことや不安に思うことはありませんか。よくある質問をまとめましたので、ご覧ください。ただし、これらは一般的なもので、赤ちゃんにより異なります。
個別に相談したい場合は、保健センターまでお気軽に連絡してください。
<問合せ>
東近江市保健センター
IP電話 050-5801-5050 電話 0748-23-5050
A 月齢ごとの目安は、次のとおりです。
あくまでも目安のため、赤ちゃんの食べる様子を見て調整してください。
A まずは、すり潰した10倍粥を離乳食用スプーンで1さじずつ与えましょう。
その後、野菜、たんぱく質性食品の順で徐々に増やしていきましょう。離乳食の食材や量を増やしていくスケジュールは、次のとおりです。ただし、スケジュールどおりにいかない場合もあります。赤ちゃんの体調やペースに合わせて、進めていきましょう。
A おもちゃが気になっていませんか?スプーンや食器を触りたがっていませんか?
おもちゃを片付け、テレビを消し、集中できる環境を作りましょう。また、目の前に触ってもよい離乳食を少し準備すると、もっと離乳食に集中することができます。触れる環境を整えると、食べる意欲が高まり、後々の手づかみ食べをスムーズに進めることができます。ただし、離乳食に時間がかかり過ぎている場合は、30分を目安に切り上げましょう。
A 授乳からの間隔は空いていますか?
母乳やミルクは赤ちゃんにとって大切な栄養源で、スキンシップの意味も含めて母乳やミルクを好むのは自然なことです。まずは、おなかが空くリズムを作ることが大切です。授乳間隔を3~4時間空け、授乳の前に離乳食を与えてみましょう。また、家族が美味しそうに食事をする姿を見せることも効果的です。
A 初めて食べる大きさの離乳食は、赤ちゃんも食べ方が分かりません。
「おえっ」という経験が「この大きさは、つぶしてから飲み込まないといけないな」という学習につながります。不安が大きいと思いますが、喉に詰めていなければ、様子を見守りましょう。ただし、食べさせるときにスプーンを口の奥に入れ過ぎると、舌でつぶさずに丸飲みしてしまいます。スプーンは下唇の上に軽く置き、赤ちゃんが自分から口に入れるようにしましょう。
A 風味付け程度でしょうゆやみそ、バターなどの調味料を使ってみましょう。
素材の味だけでは、飽きてしまうこともあります。濃い味付けにならないように、大人の味付けを3~4倍に薄めた程度を目安に調味料を使ってみましょう。おすすめは、大人の食事からの取り分けです。みそ汁や煮物など、軟らかく煮る料理なら、赤ちゃんの離乳食にも応用できます。
A 軟らかい食材を大きいサイズで与えてみましょう。
今まで食べさせてもらっていた赤ちゃんは、口に入れる適量をこれから学んでいきます。自分で口いっぱいに入れ過ぎて、「こんなに詰め込んではいけないな」と思う経験も大切です。心配な気持ちから、小さくちぎって少しずつ与えがちですが、かみ切る力を育てるためにも保護者が見守りながら、一口大を自分で食べさせましょう。軟らかく煮たにんじんなど、口の中で簡単に潰れやすいものから与えると安心です。
A まずは触るところから。触りたいと手を伸ばした時は、離乳食を触らせてあげましょう。
家族が食パンや野菜スティックを手づかみで食べて、お手本を見せてあげましょう。「おいしいね」「まねして」と声をかけて一緒に食べることで、手づかみ食べを促すことができます。
ただし、手で触るたびにおしぼりで手を拭いたり、汚れを気にして嫌な顔をしたりすると、赤ちゃんは手づかみを悪いことだと覚えてしまいます。食べ終わった後に手や顔、机を拭いて、最後にきれいにするという習慣を教えてあげましょう。