近江鉄道バス「金堂」バス停前に観光案内看板を設置しており、同バス停周辺の観光スポットが掲載されています。
本ページでは、観光看板に記載されている観光スポットを詳しく紹介しています。
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五個荘金堂重要伝統的建造物群保存地区について
近代日本経済の基礎を築いた近江商人発祥地のひとつとして広く全国に知られ、現在も伝統的な農家住宅と商人の本宅が、調和のとれた美しいまちなみを作り出しており、国の重要伝統的建造物群保存地区や日本遺産に選定されています。
愛知川の伏流水を水源とする澄んだ湧水は、集落内をめぐる水路に流れ、暮らしの中で利用されてきました。
集落を巡った水は周辺の水田を潤し、湖東地域特有の農村景観を生み出しています。
■ガイドの申込について
申込先 五個荘観光案内所
電 話 0748-48-6678(1週間前までに事前予約要)
ボランティアガイド交通費として、1回1,000円が必要です。
1 五個荘近江商人屋敷 中江準五郎邸
戦前に朝鮮半島・中国大陸を中心に20数店の百貨店を経営した「百貨店王」三中井一族の五男である中江準五郎の本宅です。
昭和初期の屋敷は、2階建ての切妻瓦葺で、庭は池泉回遊式となっています。また、2階からは、まるで当時にタイムスリップしたかのような屋並みの眺望を楽しむことができます。
【アクセス】
「金堂」バス停から徒歩約5分
【施設情報】
営業時間:10時~16時30分
定休日:月曜日(祝日を除く。)・祝日の翌日・年末年始(12月28日~1月4日)
料金:2館(外村繁邸・中江準五郎邸) 大人400円、こども200円
電話:0748-48-3399
2 五個荘近江商人屋敷 外村宇兵衛邸 ※現在、休館中です。
外村宇兵衛家は、五個荘商人として活躍していた外村与左衛門(6代)の末子が、分家して興したものです。
文化10年(1813)に与左衛門との共同事業から独立して商いを始め、努力の末に東京・横浜・京都・福井などに支店を有し呉服類の販売を中心に商圏を広げ、明治時代には全国の長者番付にも名を連ねました。
当家の庭は、作庭当時神崎郡内一番の庭とも言われました。
【アクセス】
「金堂」バス停から徒歩約5分
3 五個荘近江商人屋敷 外村繁邸
外村繁は、外村家の三男として生まれました。一時家業を継ぎましたが、後に文学への夢が捨てきれず弟に家業を託し作家活動に専念。「草筏」「筏」「花筏」などの近江商人を題材にした小説や自らの人生をつづった数多くの作品を残しました。
蔵は「外村繁文学館」として、第一回芥川賞候補にもなった繁に関する貴重な資料を展示しています。
当屋敷は、土間、白壁の蔵、畳が美しい四間など、日本家屋の美しさを体感できます。特に、屋敷を囲む日本庭園を窓から望む風景は、見る人を惹きつけます。
【アクセス】
「金堂」バス停から徒歩約5分
【施設情報】
営業時間:10時~16時30分
定休日:月曜日(祝日を除く。)・祝日の翌日・年末年始(12月28日~1月4日)
料金:2館(外村繁邸・中江準五郎邸)大人400円、こども200円
電話:0748-48-5676
4 五個荘近江商人屋敷 藤井彦四郎邸
藤井彦四郎は、近江商人の三代目藤井善助の次男として生まれ、のちに分家して「小町糸」「スキー毛糸」を製造販売し、積極的に海外視察を行うなど、時代を敏感にとらえて一代で財を成しました。
屋敷地内には、滋賀県指定文化財の総ヒノキ造りの客殿と洋館をはじめ、主屋や土蔵が立ち並んでいます。客殿南側には、珍石、名木を収集し、琵琶湖を模した池泉回遊式の大庭園があります。
【アクセス】
「金堂」バス停から徒歩約20分
【施設情報】
営業時間:10時~16時30分
定休日:月曜日(祝日を除く。)・祝日の翌日・年末年始(12月28日~1月4日)
料金:大人300円、こども100円
電話:0748-48-2602
5 近江商人博物館・中路融人記念館
近江商人を育んだこの地域の文化発信基地として、映像やジオラマを通して、地域の歴史や文化、近江商人の商法や家訓、暮らしや教育、現在も活躍する近江商人系企業など、さまざまな角度から紹介しています。
また、当市ゆかりの日本画家中路融人画伯の作品を多数ご寄贈いただいたことを契機に、2016年に中路融人記念館を開館しました。晩秋から早春の空気を好み、寒さ厳しい季節、描きたい風景に出会うために、何度も何度も湖国に足を運び、デッサンし続けた一期一会の風景を描いた日本画を鑑賞できます。
【アクセス】
「金堂」バス停から徒歩約15分
【施設情報】
営業時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日(祝日は開館)・祝日の翌日・年末年始
料金:大人300円、小中生150円
電話:0748-48-7101
6 観峰館
国内でも屈指の書の文化を紹介する博物館です。近代中国の書画や中国の文化に関する資料、日本の近代教育資料、家具調度類などを常設・企画展を通じて順次公開しています。
【アクセス】
「金堂」バス停から徒歩約15分
【施設情報】
営業時間:9時30分~17時(入館は16時まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、展示替休館
電話:0748-48-4141
料金:大人500円、高校生・学生300円
7 金堂まちなみ保存交流館
三中井百貨店、中江4兄弟の三男、富十郎の邸宅であり、交流館としてボランティアで管理運営をしています。屋敷内では、コーヒーを飲んで一服できるほか、かりんとうなどの物産販売もあります。
【アクセス】
「金堂」バス停から徒歩約5分
【施設情報】
営業時間:10時30分~16時30分
休館日:月曜日、火曜日、祝日の翌日、年末年始
電話:0505-801-7101
8 近江商人屋敷 八年庵
女学校創始者として女子教育に情熱を注いだ塚本さとの二男・二代目塚本源三郎が明治13年に古屋を購入して移築し、既存の土蔵を合わせた築200年以上の邸宅です。塚本家の理念を表す「質素倹約と勤勉」そのものの落ち着いた佇まいと文人好みの簡素な山水庭が美しい邸宅です。
【アクセス】
「金堂」バス停から徒歩約15分
【施設情報】
営業時間:9時30分~17時
定休日:不定休
料金:中学生以上500円
電話:0748-48-2009
10 稲荷社
金堂は、もともと幕府領でしたが、貞享2(1683)年、大和郡山藩主 本多氏の所領となり、その後、再度幕府領を経た後、享保9(1724)年に大和郡山藩主 柳沢氏の所領となりました。この大和郡山藩は飛地支配のため、金堂に陣屋を置きました。この陣屋は、長屋門と塀に囲まれ、役所・役宅や土蔵・牢屋・稲荷社がありましたが、明治5(1872)年に陣屋が廃止されると、民間に払い下げられ、現在はこの稲荷社が残るのみとなっています。なお、長屋門は西側の勝徳寺に移築されています。
11 弘誓寺
正応3年(1290)の創建と伝わります。重要伝統的建造物群保存地区に選定されている五個荘金堂集落の中心的な建物で、現在の本堂は宝暦14年(1764)に再建されたものであり、重要文化財に指定されています。
【アクセス】
「金堂」バス停から徒歩約5分
12 ぷらざ三方よし
五個荘金堂地区内にある観光案内所。観光おみやげコーナーやほっこり休憩スペースがあります。
【アクセス】
「金堂」バス停から徒歩約5分
【施設情報】
営業時間:9時~17時
定休日:月曜日・祝日の翌日、年末年始
電話:0748-48-6678