「ゼロカーボンアクション30」に取り組みませんか
[2022年4月11日]
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各地で異常気象が発生する中、気候変動という地球規模の課題解決に向けて令和2年10月、日本は「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」を目指すことを宣言しました。これを受けて、国・地方脱炭素実現会議において地域脱炭素ロードマップが取りまとめられました。これは、地域における「暮らし」「社会」分野を中心に、生活者目線での脱炭素社会実現に向けた行動と具体策を示すものです。
地域脱炭素ロードマップは、衣食住・移動・買い物などの日常生活における脱炭素につながる行動を「ゼロカーボンアクション30」として整理しています。
ゼロカーボンアクション30には、次の8つに分類された30項目の具体的な行動があります。脱炭素社会の実現のためには、一人一人のライフスタイルを変えていくことが重要です。カーボンニュートラルに向けて、未来のために、できることから取り組んでみませんか。
(1) 再エネ電気への切り替え
(2) クールビズ・ウォームビズ
(3) 節電
(4) 節水
(5) 省エネ家電の導入
(6) 宅配サービスをできるだけ一回で受け取る
(7) 消費エネルギーの見える化
(8) 太陽光パネルの設置
(9) ZEH(ゼッチ):住宅の高断熱化、高効率設備により消費エネルギーを減らし、太陽光パネルでエネルギーを作ることで年間の消費エネルギーがゼロになる住宅。ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス。
(10) 省エネリフォーム : 窓や壁などの断熱リフォーム
(11) 蓄電池(車載の蓄電池)・蓄エネ給湯器の導入・設置
(12) 暮らしに木を取り入れる
(13) 分譲も賃貸も省エネ物件を選択
(14) 働き方の工夫
(15) スマートムーブ
(16) ゼロカーボン・ドライブ:再エネ・ゼロカーボン燃料と電気自動車などを活用した走行時の二酸化炭素排出量がゼロのドライブ
(17) 食事で食べ残しをしない
(18) 食材の買い物や保存などによる食品ロス削減の工夫
(19) 旬の食材、地元の食材でつくった菜食を取り入れた健康的な食生活
(20) 自宅でコンポスト
(21) 持っている服を長い期間大切に着る
(22) 長く着られる服をじっくり選ぶ
(23) 環境に配慮した服を選ぶ
(24) 使い捨てプラスチックの使用をなるべく減らす。マイバッグ、マイボトルなどを使う
(25) 修理や修繕をする
(26) フリマ・シェアリング
(27) ごみの分別処理
(28) 脱炭素型の製品・サービスの選択
(29) 個人のESG投資:環境・社会・企業統治の3つの観点から企業を分析、評価した上で投資を選別し、脱炭素経営に取り組む企業等を応援
(30) 植林やごみ拾いなどの活動
(出典)COOL CHOICE(環境省)