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令和4年12月定例会

[2022年12月16日]

ID:15425

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令和4年12月市議会定例会市長開会挨拶【令和4年11月29日】

 令和4年12月市議会定例会開会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。

 本日、令和4年12月東近江市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多用の中、御出席を賜り誠にありがとうございます。議員の皆様には、東近江市の発展と市民の福祉増進のため、日々、御活躍をいただいておりますことに厚くお礼を申し上げます。

 さて、今年も残すところあと一月となり、たいへん慌しい時期となってまいりました。
 11月に入り、日を追うごとに寒さが増し、本市の紅葉の名所であります永源寺や百済寺をはじめ、石馬寺、太郎坊宮などには、深まる秋を楽しもうと多くの観光客の皆様にお越しいただいております。

 さて、2019年(令和元年)12月に中国湖北省武漢で発生した新型コロナウイルス感染症は、世界中で感染が拡大し、6億人を超える感染者が確認されております。国内では2,400万人を、県内でも26万人をそれぞれ超える感染者が確認されており、発生から3年が経過しようとしておりますが、未だ収束の見通しが立たない状況にあります。

 振り返りますと、我が国におきましては、2020年(令和2年)1月16日に初めて国内での感染者が確認され、同年2月3日にはダイヤモンドプリンセス号が横浜港に寄港し、船内での感染拡大が大きく報道されました。滋賀県では同年3月5日、本市では3月15日に初めて感染者が確認されたところであります。
 今日まで緊急事態宣言等による行動制限や小中学校の一斉休校、ワクチン接種などの感染症対策とコロナ禍で停滞する社会経済活動の支援や再開に向けた取組など、これまでに経験したことのない生活にさまざまな対策を講じる状況が続いております。これまで7度の感染拡大の波を繰り返し、現在、いわゆる第8波に入ったとも言われておりますが、人の流れが活発になる年末年始を控え、更なる感染拡大と季節性インフルエンザとの同時流行が懸念されているところであります。

 このような中、11月25日に県の「コロナとのつきあい方滋賀プラン」における判断指標がレベル1からレベル2に引き上げられたところであります。
 市といたしましては、引き続き感染症対策を講じた上で、社会経済文化活動を進めてまいりたいと考えておりますので、市民の皆様には、引き続き手洗い、場面に応じたマスクの着用、密の回避など基本的な感染症対策を徹底するとともに、ワクチン接種への御理解をいただき積極的に接種を受けていただきますようお願いするものであります。

 本年2月に始まったロシアによるウクライナ侵略は、原油価格や物価高騰を引き起こし、私たちの生活に大きな影響を及ぼしております。
 政府は、10月28日に「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」を閣議決定し、「物価高・円安への対応」、「構造的な賃上げ」、「成長のための投資と改革」を重点分野とした総合的な対策を実施することとされています。
 現在、[1]物価高騰・賃上げへの取組、[2]円安を活かした地域の「稼ぐ力」の回復・強化、[3]「新しい資本主義」の加速、[4]国民の安全・安心の確保の4つを柱とするこの経済対策に関する令和4年度第2次補正予算案が開会中の国会で審議されているところであります。
 本市におきましては、現在、新年度に向けた予算編成に取り組んでおりますが、こうした混とんとした状況を見極め、国の動向を注視しつつ、市勢の発展、市民福祉の向上のためしっかりと取り組んでまいりたいと考えているところであります。

 それでは、ここで10月市議会臨時会以降の主な事業について簡単に振り返ってみたいと思います。

 11月1日、ユネスコの評価機関が日本全国の伝統的な盆踊りや念仏踊りで構成する「風流踊」をユネスコ無形文化遺産に登録するよう勧告したことが文化庁から発表され、本市宮川町で継承されてきた「ケンケト祭と長刀振り」がその一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録される見込みとなりました。
 改めて本市は、すばらしい伝統文化が息づき、継承されているまちであることを感じたところであり、今後、伝統ある祭をどのように継承していくのかを地域の皆さんと共に考えなければならないとの思いを強くするとともに、本市にはほかにもさまざまな宝物がまだまだございますので、今後一層磨きをかけてまいりたいと考えているところであります。

 11月3日には、3年ぶりとなります二五八祭を市役所周辺で開催しました。ステージイベントをはじめ県下最大級のフリーマーケットや地元特産品・物販を販売する「物産まつり」、エコキャンドルづくりなど節電・省エネを啓発する「ECOまつり」などが行われ、天候にも恵まれ約4万人の人出でたいへんにぎわいました。
 19日には、同じく3年ぶりの開催となります農林水産まつりを布引グリーンスタジアムで開催しました。地元の新鮮な野菜や特産品の販売、三重県南伊勢町の伊勢エビやサザエ等の海産物が販売され、約6千人の来場者でにぎわいました。今回は、本市で初めての開催となります熱気球イベント「びわ湖東近江バルーンフェスタ2022」も同時開催され、競技フライトのほか熱気球体験搭乗や夜間係留によるバルーンイリュージョンなど多くの方に楽しんでいただいたところであります。

 11月5日には、東近江行政組合設立50周年記念式典が開催され、管理者として式典を主催しました。
 昭和47年に中部地域消防組合として発足以来、50周年という大きな節目を迎えたところであります。平成10年に東近江行政組合に改称し、平成の大合併を経て、平成24年には愛知郡広域行政組合との消防広域化を図り、現在の2市3町による一部事務組合となり現在に至っております。
 設立50周年を契機に、今後におきましても管内住民の安全、安心な暮らしを守るとともに東近江地域が未来に向かって発展する「はばたく東近江」を目指して取り組む決意を強くしたところであります。
 11月6日には、中学生が地域のさまざまな課題への関心を高め、市政や市議会の仕組みを学ぶ場として、実行委員会の皆様の御尽力のもと、初めて中学生議会が開催されました。
 21人の中学生議会議員の皆さんは、7月の任命式後、4回の事前研修を行い、中学生議会当日には、学校、福祉、観光、まちづくり、歴史文化等々に関することなどさまざまな観点から本市行政等に対する12項目の質問や提言をいただきました。どの提言も地域愛にあふれていることに感激するとともに、社会的に弱い立場の人に目を向け、やさしさを持っていることに胸を打たれたところでございます。
 数年後には選挙権を有することとなる中学生が市政や市議会を身近に感じる機会として、来年以降も中学生議会が実施されることを期待している次第でございます。

 11月12日、13日には、第8回女子硬式野球西日本大会が広島県三次市で開催され、西日本地区の高校や社会人チームなど29チームが出場される中、本市を拠点とする女子野球チーム「東近江バイオレッツ」が全5試合に勝利し優勝され、大会3連覇を果たすという快挙を成し遂げられました。
 東近江バイオレッツの活躍は、本市の知名度向上やイメージアップにつながるものと思っており、今後の更なる飛躍を大いに期待いたしております。

 11月25日には、滋賀学園高校が令和6年4月1日に「看護科・看護専攻科」の開設を目指す設置構想が記者発表されました。高等学校における看護師養成は、県内では同校が唯一となり、本年4月に地域医療連携推進法人東近江メディカルケアネットワークを発足し「地域で創る総合病院」を目指す中で、地域医療を支える人材育成が課題となっており、滋賀学園高校の看護科・看護専攻科の設置はたいへん意義深く、市といたしましても大きな期待を寄せているところであります。

 さて、本日、御提案申し上げます議案は、予算案件8件、条例案件8件、その他案件15件、合計31件でございます。

 どうか慎重に御審議をいただきまして、適切な御決定を賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

お問合せ

東近江市 企画部 秘書課
電話: 0748-24-5615 IP電話:050-5801-5615 ファクス: 0748-24-1457

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