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森里川湖をめぐるストーリー 1

[2024年6月11日]

ID:17280

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森と人をつなぐコラム


このコラムは、鈴鹿の森から始まり、森里川湖を通じて人と自然がつながっていることを感じていただくものです。

鈴鹿山脈から琵琶湖まで森里川湖でつながる東近江市

 「東近江市は、鈴鹿山脈から琵琶湖まで森里川湖でつながっている」と聞いて、皆さん実感はありますか。

 「山に降った雨粒の一滴一滴が森にしみわたり、やがて川に集まり下ると、里を潤したのちに湖に注ぎ込む。そして再び蒸発し、雨となって地上に戻ってくる」という水の循環は、皆さんご存じだと思います。

 本市には、源流から河口までが市域で完結する愛知川があります。また、蒲生地区には日野川が流れ、鈴鹿の山々に降った雨は、鈴鹿の森を育て、その小さなしずくが集まり、やがて琵琶湖へと流れ出ます。鈴鹿山脈から流れ出た豊富な水をいかして産業が営まれ、麻織物などの特産品が生み出されました。それを、近江商人が全国に広め、地域の発展にも寄与しました。

 また、琵琶湖のアユやビワマスなどは、森の養分を含んだ豊かな水が稚魚にとってゆりかごとなることから、産卵のため愛知川をそ上します。琵琶湖の多様な水産資源を育む上で、鈴鹿の森と愛知川、琵琶湖のつながりは欠かせない存在と言えます。

 このように、私たちの豊かな暮らしは、鈴鹿山脈から始まる森里川湖のつながりの上に成り立つとともに、鈴鹿の森は人との関わりによって形作られてきました。しかし、現在、森と私たちの関わりは薄れ、昔のような豊かな森が失われつつあります。

 このコラムを通じて、改めて森と人のつながりについて考えてみたいと思います。

鈴鹿山脈から市内平野部を望む

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東近江市 企画部 森の文化博物館整備室(本館3階)

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