まちのスケッチ ●11/15 寺子屋での学びは近江商人の礎 ■寺子屋関係史跡探訪   五個荘地区にある5つの寺子屋関係史跡を巡るツアーが開催され、市内から10人が参加しました。  近江商人、塚本定右衛門の本宅であった「聚心庵(じゅしんあん)」(五個荘川並町・通常は非公開)では、同館の藤堂泰脩館長から「二代目塚本定右衛門(さだえもん)は同町内にあった川島俊蔵の寺子屋で13歳まで学び、その結果商人として成功しただけでなく、明治時代の著名な政治家や教育者とも交流することができた」との解説がありました。  参加者は、勉学に励むことの大切さと、この地域で生まれ育った子どもたちがやがて日本全国で活躍したことに誇りを感じながら、近江商人の里を散策していました。 写真=聚心庵で二代目塚本定右衛門の説明をする藤堂泰脩館長 ●11/16 旬の味覚を求めてにぎわう ■おいでやす日曜市  八日市公設地方卸売市場の魅力を知ってもらおうと、市場を一般開放する「おいでやす日曜市」が開かれ、約6,000人の来場者でにぎわいました。  青空の下、新鮮な水産物や青果物などを販売するテントが立ち並び、さらに石榑トンネル開通以来交流が深まっている三重県からも特産品が出店。売り子の威勢のいい声が響き渡り、訪れた人たちは活気あふれる雰囲気の中、買い物を楽しんでいました。  また、マグロの解体ショーでは、メバチマグロ2本が手際よくさばかれ、来場者は、その迫力ある様子をかたずをのんで見守っていました。 写真=迫力あるマグロの解体ショー ●市美術展覧会 入賞作品が決定 ■秋を染めよう  市美術展覧会(日本画、洋画、美術工芸、彫刻彫塑、写真、書の6部門)に、市内外から230点の出品があり、その中から42点が入賞作品に選ばれました。会期中は約1,600人が来場され、芸術の秋を満喫しました。  市展賞は次のみなさんです。 ◎日本画(出品数21点) 猪田みよ子さん =「野辺」 ◎洋画(出品数49点) 渡辺康雄さん =「本宮への渡れ橋」 ◎美術工芸(出品数31点)加藤博之さん =「栃文箱」(とちふみばこ) ◎彫刻彫塑(出品数5点)津田英明さん =「道の駅」 ◎写真(出品数86点) 小梶富士雄さん =「静寂の聖マリア教会クロアチア・ブレッド湖」 ◎書(出品数38点) 山本渓翠さん =「心無累」(こころにわずらわしさなし) 広報ひがしおうみ 12月号 平成26年12月1日発行(通巻119号) 編集・発行:東近江市企画部広報課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 代 表 電話=0748-24-1234/0749-46-2100/0505-801-1234 広報課 電話=0748-24-5611/0505-801-5611 FAX0748-24-1457 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp 広報ひがしおうみは、環境に配慮した再生紙を使用しています。