*項目は、問=問合せ先、IP=IP電話になります。 聖徳太子1400年祭に向け、始動 ◆聖徳太子の文化が色濃く残る『東近江』  東近江地域(東近江市、近江八幡市、日野町、竜王町)では、昔から聖徳太子を厚く信仰し、その結果として社寺や仏像だけではなく、地域のお堂や地名、木々、食べ物まで、聖徳太子にまつわる縁 起や伝承が数多く残されています。  聖徳太子が政治の場として活躍した奈良や四天王寺を建立した大阪など、聖徳太子とゆかりの深い地域はたくさんありますが、その中でも聖徳太子の文化が最も色濃く残っているのが東近江地域であることを皆さんはご存じでしょうか。 ◆聖徳太子にまつわる多くの縁起や伝承  こうした地域資源をいかして、さまざまな取り組みを推進し、地域の活性化を図ることを目的に、 2市2町と聖徳太子ゆかりの社寺 が中心となり、「聖徳太子1400年悠久の近江魅力再発見委員会」を昨年10月に発足しました。  現在、聖徳太子が薨去されて1400年を迎える令和4年の御遠忌に向けて、本地域での魅力を 発信する取り組みを進めています。 ◆調査報告書まとまる ■全国との比較を数値化  聖徳太子と東近江地域のつながりをひも解く「聖徳太子の文化観光資源化調査報告書」がまとまりました。  この報告書では、聖徳太子に関する寺院が全国と比較して滋賀県にどのくらい多くあるのかを調査した結果や、滋賀県における聖徳太子に関する社寺や特産品、地名などを一覧化しています。  また、聖徳太子関連の仏像には、観音様が多いこと、聖徳太子ゆかりの歴史文化資源が山や自然への信仰と密接に関わっていることなどについて、その理由をひも解いています。 ■滋賀県がダントツ  次ページの「聖徳太子との親しさポイント」のグラフは、大日本寺院総覧をもとに、聖徳太子が建立したとされる寺院や聖徳太子作と伝わる仏像などを有する寺院を都道府県別に数値化したものです。  滋賀県には、聖徳太子建立寺院が27カ寺、そのうち聖徳太子作の仏像などを有する寺院が13カ寺、聖徳太子建立寺院以外で聖徳太子作の仏像などを有する寺院が12カ寺あり、親しさポイントはダントツです。  この報告書は、東近江観光振興協議会のホームページから無料でダウンロードできるほか、冊子の購入もできます(税込2,000円)。 問=東近江観光振興協議会 電話=0748‐22‐7621 聖徳太子1400年祭 今後の予定  令和3年は、令和4年から令和5年にかけて開催されるイベントに向けた企画や広報などの取り組みとして、プレイベントの開催や地域の事業者がイベントに関連付けた特産品の開発などを予定しています。  聖徳太子ゆかりの社寺では、ご本尊の特別開帳など、多くの行事も計画されています。  東近江観光振興協議会のホームページで、随時内容を更新していますのでぜひご覧ください。 ※企画段階のものであり、変更になる場合があります。 ■イベントサポーターを募集  イベントサポーターとして、一緒に盛り上げていただける事業者や地域団体、市民の皆さんを募集します。活動は、事業の周知や啓発、聖徳太子に関連する商品、体験、ガイド、宿泊などの商品開発や販売を行っていただきます。サポーターには、現在制作中のイメージキャラクターやロゴを使用していただく予定です。 ■協賛事業者を募集  協賛金や物品協賛など、本事業の趣旨に賛同していただける事業者を募集しています。詳しくは、観光物産課まで問い合わせてください。 問=観光物産課 IP=050‐5801‐5662 ファクス=0748‐23‐8292 メール=kanko@city.higashiomi.lg.jp