フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! 3/24 近江鉄道沿線のキャラがヘッドマークに 出発式&記念フードフェス開催  近江鉄道線の上下分離を記念して、東近江行政組合および東近江観光振興協議会では、東近江地域のキャラクターをあしらった記念ヘッドマークを付けた電車の出発式とミニフードフェスティバルを開催しました。  ヘッドマークには、本市の「てんちゃん」、近江八幡市の「らんまる君」、日野町の「がもにゃん」、竜王町の「近江うし丸」が描かれました。  出発式は、近江鉄道八日市駅で行われ、国土交通大臣や沿線市町の首長、近江鉄道株式会社代表取締役社長などの関係者に見守られ、記念列車が発車しました。  駅前の公園で開催されたミニフードフェスでは、キッチンカーやフードテントの出店のほか、消防車の展示などで盛り上がりました。  家族で訪れた橋璃記さん(4歳)は、「消防車がかっこよかったです。またやってほしいな」と声を弾ませていました。 4/6さくら満開 さくらはるまつり  桜が満開となった延命公園で、さくらはるまつりが開催されました。  延命公園で開催されるのは5年ぶりで、親子連れや花見客で大にぎわいでした。  野外ステージでは、本市出身の芸人、シンクタンク・近江のこかじろうさんが司会を努め、八日市高等学校吹奏楽部の演奏や延命こども園、滋賀学園チアリーディング部によるダンスなどのステージショーに観客は大盛り上がりでした。また、会場にはキッチンカーの出店もあり昼時には、桜と食事で目もおなかも大満足の様子でした。  親子で訪れていた前田彩花さん(30歳)は、「子どもが音楽とチアリーディングが好きで、ステージショーも楽しめ、桜も咲いていてよかったです」と笑顔で答えてくれました。 ■湖国の感動未来へつなぐ わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025 第79回国民スポーツ大会・第24回障害者スポーツ大会 Vol.8 ●「わたSHIGA輝く障スポ」東近江市開催種目 グランドソフトボールを紹介します 開催日 令和7年10月25日(土)・26日(日) 会 場 総合運動公園布引多目的グラウンド  グランドソフトボールは、視覚に障害のある選手が1チーム10人(指名打者を採用した場合は、最大12人)でプレーします。ハンドボールに似たボールを使用し、ボールの転がる音を頼りにプレーします。 ●体験会に参加しました!  3月9日に布引グリーンスタジアムで障害者スポーツ理解促進事業として、グランドソフトボール体験会が行われました。  競技風景の動画視聴やルールの説明、特殊ゴーグルを着用して視覚に障害がある人の見え方の体験などがありました。  競技風景の動画では、投球スピードが思っていたより速く感じることに驚きました。 問合せ わたSHIGA輝く国スポ・障スポ東近江市実行委員会(国スポ・障スポ総務課内) IP電話 050-5801-5690 ファクス 0748-24-5667 メール:kokusupo-somu@city.higashiomi.lg.jp ■森と人をつなぐコラム 森里川湖をめぐるストーリー10 鈴鹿の森から始まり、森里川湖を通じて人と自然がつながっていることを感じていただくコラムです。 ●銘茶 「政所茶」  「宇治は茶所、茶は政所」と茶摘み歌にうたわれた政所茶。その起源は古く、今から約六百年前の室町時代、永源寺第5世の僧・越渓秀格によって小椋谷に伝えられたと言われています。  政所茶の特徴は、在来種、有機肥料、無農薬、手摘みにあります。  平安時代に僧侶が中国大陸から種子を持ち帰り、各地に広まった茶の木ですが、改良品種の栽培が多い現代において、政所茶のように古くから土地に根付いた在来種の茶が栽培されているのは、全国の茶生産量のわずか3パーセント程度と、とても貴重です。  栽培においても、農薬は使わず有機肥料である油かすを使用し、雑草除けとして茶の樹の根元にススキを敷き、肥料の役割や茶樹の保温などの効果をもたせ、自然の恵みを巧みに利用しています。  また、政所茶の木は、丸い株立ちで並んでいます。他の産地では、かまぼこ型の畝状に茶樹を栽培し、機械刈りが主流となっていますが、政所茶は現在も手摘みで収穫するためにこの形が残っています。  このように、長い歴史を有し、伝統的な手法で生産が受け継がれる政所茶は、全国的にとても貴重なお茶です。  鈴鹿の森の豊かな自然環境のもと、先人の暮らしと共に栽培されてきた政所茶は、現代の私たちが森の恵みを享受できる、すばらしい地域資源と言えるでしょう。 問合せ 森の文化博物館整備課 IP電話 050-5802-9951 ファクス 0748-24-1457