フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ●9月7日 東近江をデニムの聖地へ ペイントトラックをお披露目  本町商店街に店を構えるヴィンテージデニム販売店「FORTY NINERS」による「滋賀・東近江をデニムの聖地へ ペイント10トントラック完成お披露目式」が東近江市役所駐車場で行われ、ヴィンテージデニムのファンなど約100人が集まりました。  このトラックは、全国にファンを持つ同店が来店できない人のためにミシンを積んで移動し、全国各地で縫製や販売イベントを行うものです。代表の小中儀明さんは、「ものづくりの面白さや人間の持つ技術のすばらしさをお客さんに伝えたい」と話しました。  同店で購入したジーンズ生地のベストを着た栢瀬真紀子さん(東沖野三丁目)は、「トラックで全国どこでも行けるのはすごい」と笑顔で話しました。 ●9月29日 ロマンあふれるまちなみを満喫 ぶらっと五個荘まちあるき  五個荘金堂町で毎年恒例のイベント「ぶらっと五個荘まちあるき」が開催され、市内外から約9000人が訪れました。  このイベントは、近江商人の邸宅が今も残る五個荘金堂町を舞台に、近江商人が活躍した明治から大正時代までのレトロな衣装を身にまとい、歴史ある町並みを練り歩く「時代絵巻行列」や多種多様なステージイベントのほか、さまざまなアート作品を展示する「ぶらりまちかど美術館・博物館」など、地域一体となった催しです。  時代絵巻行列では、公募などで集まった外国人を含む96人が、てんびん棒を担いだ商人や可憐なドレスを着た女性、白服の警察官など、当時の姿で町並みを練り歩き、時代劇のような雰囲気を楽しみました。  姉妹で参加した五個荘地区在住の山本都さんは、「いつも見ることを楽しみにしていたイベントでしたが、今年はチャレンジの気持ちで行列に参加してみました。来年はどんな衣装で参加しようかな」と胸を弾ませました。 ●9月7日、8日 響き渡る歌声と迫力のダンス 東近江創作Jr.ミュージカル  東近江創作Jr.ミュージカル2024「ギンランの花」が八日市文化芸術会館で公演されました。  一般オーディションで選ばれた出演者、スタッフが約半年間の練習の成果を存分に発揮し、迫力のあるダンスや高らかな歌声で観客を魅了しました。蒲生郡日野町出身の植物学者、橋本忠太郎の植物標本が同町の必佐小学校で見つかったことを題材とした物語。観劇に訪れた奥村桃衣さん(8歳)は、「とてもよかったです」と目を輝かせながら笑顔で話してくれました。 ●10月1日 大きな龍と銀河の天井画 大迫力の雲龍図 永源寺に奉納  大津市在住の風景画家、ブライアン・ウィリアムズさん(74歳)が龍と宇宙を描いた直径4・2メートルの天井画「虚空奏龍」を大本山永源寺の法堂に奉納し、雲龍図点眼法要が営まれました。  「雲龍図」とは、法堂や襖絵に描かれる大きな龍の絵のことです。描かれる龍は、仏教の守護者で仏の教えを法雨として降らせる存在とされています。  法要後、ウィリアムズさんは「来日して、京都のさまざまなお寺の龍の絵を見て感銘を受けた。いつか描きたいという夢が今回叶い、深く感謝している」と喜びを感じながら作品を眺めていました。