太郎坊・阿賀神社のお火焚大祭
[2017年5月20日]
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箕作山の中腹にある太郎坊・阿賀神社で、12月の第一日曜日に行われるお火焚大祭。全国屈指の規模を誇る神道護摩行事といわれ、無病息災、諸願成就を願い多くの参拝者が訪れます。
境内の広場では、丸太を高さ約3メートルまでくみ上げ、ヒノキの葉で覆った護摩壇に修験者が点火すると、心身ともに清められるという「御神煙」があたりを包み込みます。その後、参拝者や氏子などが願いを書いた護摩木約10万本が修験者によって炎が立ち昇る護摩壇へ次々と投げ入れらていきます。
護摩壇の火の勢いが衰えると、焼けた護摩木を取り出し、その上にかぶせるようにして並べられた丸太の上を、参拝者が素足で渡り歩く「火渡神事」も行われます。参拝者は心身を清め、新しい年を迎え入れる準備をするのです。