幽玄な世界に包まれて。引接寺の万灯供養
[2017年8月25日]
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約6,000体の石仏・石塔に供えられたろうそくの明かりが揺らめき、幽玄な世界に包まれます。
引接寺の万灯供養は、昭和61年(1986年)から続く催しです。
かつて織田信長による百済寺焼き討ちの際に壊された石仏や石塔。
その後400年もの間放置されたそれらを地元住民らが引接寺と共に集め始めました。
のべ約500人以上が携わって建立された「来迎浄土(らいごうじょうど)」。
昭和51年(1976年)から約10年間にわたる寄付や掘り起し作業などを経て完成しました。
毎年8月22日に行われる万灯供養。
親子連れなど多くの人びとが訪れ、ろうそくに火を灯して静かに眺め、手を合わせます。