心豊かに住み続けたい地域を目指して がもう夢工房の皆さん
[2019年8月6日]
ID:10739
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心豊かに住み続けたい地域を目指して がもう夢工房の皆さん
「がもう夢工房」は、人口減少・少子高齢化が進む中でも持続可能で自立した地域をつくることを目的に平成27年に蒲生地区まちづくり協議会が策定した「蒲生地区まちづくり計画」を具現化するために立ち上げられた団体です。平成29年には、地域の皆さんから出資を募って一般社団法人化され、「食の6次産業化」「着地型観光」「援農隊」などのプロジェクトを推進されています。
「食の6次産業化」の取組では、蒲生地区内の郷土料理のレシピ集を作成し、平成28年からはコミュニティカフェ「コガモカフェ」の運営を開始されました。毎週日曜日に開催する日曜野菜市も含め、食を通した地域の皆さんの交流の場をつくっています。
「着地型観光」では、地域の歴史・文化資源を生かしたツアーを開催しています。特に梵釈寺の坐禅・精進料理体験ツアーは大変好評で県外からの参加もあります。
「援農隊」では、担い手が不足する農家と定年退職者を結び、地域全体で農業を支える仕組みが作られています。また、就業準備中の若者の中間的就労の場にもなっています。
さらには、あかね古墳公園の指定管理者にもなり、毎月1回程度早朝から草刈作業も行っています。
「安心して暮らせる地域を次世代につなぐためには、地域全体で地域を支える仕組みが必要です。もっと活動を地域の中に広げていき、多くの皆さんにまちに関心を持ってもらえるようにしたい」と理事長の向井隆さんは展望を話します。
地域の皆さんによって始まった将来へのチャレンジは、今後も進化し続けます。