真っ赤な帽子とベストを身にまとい、清掃活動をされている様子を見かけられたことはありませんか。それは、きっと八日市環境ボランティアの会の皆さんです。
八日市環境ボランティアの会は、平成7年に有志が集まって結成され、会員は現在13人。会員の最高齢者は93歳、平均年齢78歳の皆さんが元気に活動されています。皆さんが身にまとっているベストには、「未来に美しい水と空気を」という皆さんの活動理念が刻まれています。
主に毎月2回、中心市街地や旧八日市市エリアの清掃および不法投棄物の回収を行われています。また、東近江市や滋賀県、地域団体が行う清掃活動にも積極的に参加されています。
こうした地道な活動が評価され、平成30年には、道路、沿道の樹木、植栽などの管理、草花の植栽、清掃および美化などのみどりの愛護に関する活動に顕著な功績のあった団体に贈られる「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を受賞されました。
八日市環境ボランティアの会会長の小森幸三さんは、「仲間とともに24年間継続して取り組んできました。今後も今までどおり活動を継続させながら、一緒に活動する新たな参加者も増やしていきたいです」とこれからの展望を話します。
東近江市からポイ捨てごみや不法投棄物がなくなることを願い、八日市環境ボランティアの会の皆さんの地道な活動は続きます。