「KUMINO」でつなぐ 森と暮らし クミノ工房 井上 慎也さん(箕川町)
[2020年3月10日]
ID:11283
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
家や塔、キリンに風車、ロボットなど。
縦3センチメートル、横3センチメートル、 長さ18センチメートルの角材「KUMINO」を組み合わせてさまざまな造形が出来上がります。
この木組みのおもちゃ「KUMINO」は、約3年前に井上さんによって開発されたものです。井上さんは、学生時代から森林について勉強をされており、一度は企業にエンジニアとして就職されましたが、「森林に関わる仕事をしたい」「森林を守るために木の価値を高める取組が必要」との思いから企業を退職。その後、大工技術を学ぶ学校に入り、在学中に日本の伝統建築技術の「木組み」を活用した積み木「KUMINO」を考案されました。
森林に囲まれる箕川町に拠点を持ち、地域の皆さんの支援を受けながら1年かけ商品化。今や、ウッドスタート事業として東近江市内の幼児施設に設置されているほか、全国各地のイベントで大変好評を得られています。