2011第7回(平成23年度) 7th |
東近江市美術展覧会 An art exhibition |
入賞作品集 A work of selected arts |
写真部門 審査員 :小林 賢司
<総評>今回始めて見せていただきましたが、レベルの高い作品が並んでおり、選出するのに無理なく選ぶ事が出来ました。モチーフも多種に渡っており、被写体に対する作者の入魂が感じられたことが何よりの魅力だったと思っております。
市展賞
【命 題】バックスタイル
【住 所】愛知郡愛荘町愛知川
【氏 名】鈴村 栄子
【特別賞】東近江市文化団体連合会会長賞
【講 評】色調のトーンから出る、鳥と撮影した作者の内面性が大変よく写っています。白い羽のディテール感、鳥の姿態が抜群で、重厚な作品になりました。
特選
【命 題】黄昏
【住 所】東近江市池之尻町
【氏 名】林 久雄
【特別賞】京都新聞滋賀本社賞
【講 評】朝光の清々しい気配が、美しい光によって表現されています。壮厳な中での二人の世界が強く伝わる作品です。
特選
【命 題】幸せの日
【住 所】東近江市平松町
【氏 名】岸 洋子
【特別賞】毎日新聞社賞
【講 評】雨の日の薄暗いトーンの中に、主役である花嫁の姿が印象強く写されています。飾り気のない背景が効果的でした。
特選
【命 題】晩秋
【住 所】東近江市北清水町
【氏 名】高田 徳一
【特別賞】滋賀市民新聞社賞
【講 評】朝霧のシズル感が大変美しく写されました。影の部分の配分で、羽を休めるトンボに命が宿りました。
特選
【命 題】繋留
【住 所】東近江市中野町
【氏 名】浦原 良一
【特別賞】報知写真新聞社賞
【講 評】結びつけた、ロープそのものの使命感が大変強く写されました。ロープ以外の色調の整理が成功しています。
佳作
【命 題】競輪
【住 所】東近江市芝原町
【氏 名】川合 幸子
【特別賞】-
【講 評】作者が見た競輪の印象を、抽象的に表現したところが秀れています。色調も抜群で光る車輪の動感が魅力的です。
佳作
【命 題】漁模様
【住 所】東近江市八日市上之町
【氏 名】藤江 紀子
【特別賞】-
【講 評】大胆に取り入れた光のあやが美しく、幻想的な海面が写し出されています。手前の大きな帯状の光が効果的です。
佳作
【命 題】陽光
【住 所】東近江市建部日吉町
【氏 名】山本 藤男
【特別賞】-
【講 評】透過光が素晴しく、氷のディテールが美しく写されました。湖面の沈んだ色調も効果があり、氷柱が浮き上りました。
佳作
【命 題】朝霧
【住 所】東近江市八日市東浜町
【氏 名】辻野 義美
【特別賞】-
【講 評】やわらかな朝の空気感が気持ち良く表現されています。手前の大きな影の幻想感や、上部の光の帯が秀でています。
佳作
【命 題】突入
【住 所】東近江市八日市野々宮町
【氏 名】柳本 勝彦
【特別賞】-
【講 評】祭りの臨場感が個性的な表現で大変良く写っています。ところ所の祭り衣装や太鼓の配置も的確です。