2018第14回(平成30年度) 14th |
東近江市美術展覧会 An art exhibition |
入賞作品集 A work of selected arts |
美術工芸部門 審査員 :廣田 千惠
<総評>
点数は15点と少なかったのですが、いろいろな分野、素材の作品が出品され見応えがありました。その中でも良く構図、形、配色を考えて創り上げられた作品が入賞しました。今後の展望としてはもう少し大きい作品を創っていただきたいと思います。
市展賞
【命 題】魅せられて
【住 所】東近江市
【氏 名】德永 信子
【特別賞】東近江市教育委員会教育長賞
【講 評】構図が良く練られている。それぞれの押花が色、形、大きさ等、効果的に配置されていて、絶妙である。筆で描かれた背景も良く、独特の世界観を感じる作品である。
特選
【命 題】無声の叫び
【住 所】東近江市
【氏 名】板内 保久
【特別賞】NHK大津放送局賞
【講 評】フェールトを切るシンプルな技法で芸術作品に仕上げるのは難しい中、構図が良く、色の選択、配置も効果的である。それぞれの形も動きがあり良いと思う。
特選
【命 題】逆光
【住 所】彦根市
【氏 名】田中 保美
【特別賞】滋賀報知新聞社賞
【講 評】それぞれの花に気を配り、全体的にも良く考えられた秀作である。和紙による色、使い方もとても良く印象的である。白い透けた部分も美しいので左上の遠景がもう少しあっても良かったと思う。
佳作
【命 題】(花器)希
【住 所】東近江市
【氏 名】瀧沢 正
【特別賞】―
【講 評】大胆に口を切り、角のように上に向う方向性を感じる、勢いのある作品である。3色の釉薬の色、使い方も良いと思う。